
四季の色彩
板東浩
先日、国際的なバレー団の舞踏「四季」を観た。踊りとともに奏で
られるのは、クラシックの名曲「ビバルディの四季」。最初に音楽が
あり、それに合わせて振付したものだ。
春はホ長調の曲がよく似合う。後方のスクリ-ンには、青空に
ぽっかり浮かぶ白い雲。パステルカラーの衣装をまとい、軽やかな
ステップが続く。
うだるように暑い夏。音楽の色も真っ赤だ。第2楽章ではコン
ピュータ映像も加わり、雷鳴が轟き、稲妻が走る。身のこなしで、
心の微妙な動きが伝わってくる。
実りの秋。茶色や金色のパンタロンがひらひらとたなびくバレリーナ。
収穫の喜びは...